<新コロナ真理教の人々[号外②]>byカイジロウ
【パンデミック条約反対デモ】
今回は号外としてパンデミック条約※①反対デモを取り上げます。これもまたもや「単純な善悪二項対立ではない」問題ですので整理します。
※①)パンデミックの予防、備え及び対応(PPR)に関するWHOの新たな法的文書
(いわゆる「パンデミック条約」)の交渉(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ghp/page23_004456.html
まず4月13日に行われたこのデモをご存知でしょうか※②。2万人もの大規模デモの完全無視は、マスコミにジャーナリズムが皆無であることの現れです。デモは民主主義の一つの表現形であり、賛否両論はあってもこれだけ大きな問題提起に対する情報統制は問題でしょう。もちろん有志の方の具体的行動は頭が下がるばかりで、いまだにワクチン効果を信じている大勢の人の、貴重な気づきのきっかけになる事は疑いがありません。
※②)パンデミック条約反対でデモ(時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024041300474&g=soc
(時事通信は人数の少ない写真を使っているように見えます。華さんのTwitter
https://x.com/Trilliana_x/status/1779131299963494453)
一方でWHOを仮想敵にする運動の意義と、コロナ騒動・ワクチン禍の本質とのズレは指摘せざるを得ません。楊井さんの解説に詳しいですが、この条約はワクチン強制を意味しません※③。また愛国心のない役人共が保身と責任逃れのために世界的権威に国を売ることは、善悪は別として、彼らなりの合理的行動です。
※③)パンデミック条約でワクチン強制は本当?それより警戒すべき条文とその理由(楊井人文のニュースの読み方)
https://yanai.theletter.jp/posts/53455c40-7953-11ee-8be9-3b9d874262ae
楊井さんのTwitter
https://x.com/yanai_factcheck/status/1723381607757906361
しかしそもそも私たちが効きもしないマスクをし、世界で一番ワクチンを打ったのはWHOが命じたからではありません。確かに医学者も政治家も無能のコロナ脳でしたが、自粛もマスクもワクチンも一度も法的に強制されていません。勿論お願いと言いつつ事実上の強制という汚い手が使われましたが、それでも抵抗の余地はあり、問題は我々の多くが自ら全体主義に加担したことです。現に彼らは「皆がマスクやワクチンを欲したから」との言い訳を担保しており、そして今過去を振り返ると「希望者がマスクをしてワクチンを打った」事実が残っているだけです。これはハナから「騙され損」の構図で、この日本民族の意志の弱さ(奴隷根性と言えるかもしれません)にあらゆる勢力がつけ込んでいるのです。違法でない限り、騙されやすい人を騙す事自体は罪を問えず、我々一人一人が騙されないようにするしかありません。
私もこの騒動まで医者の言うことは正しく、ワクチンは効くものと騙されていました。この問題は根本的にはマスクとワクチンに群がった人が自分を反省し、医学洗脳から抜け出さねば解決しません。そして反対に我々が草の根で似非科学たる医学にNoを突きつけられれば、パンデミック条約など恐れるに足らないのです。
確かに反戦デモだったら数百人か、それ以下のデモでもマスメディアに乗っかったりするので、2万人規模というデモが完全無視というのはどういう基準によるものか、納得いく説明が必要なはずです。
一方でそのデモ自体がどうだったかといえば、とにかくWHOを悪役にしてしまおうというのは陰謀論と紙一重とも言えて、評価のしがたいところがあります。
この複雑で面倒な状況をどうバランスを取って見ていくか、非常に難しいところですが、毎回それをやっていかなければ、たちまちどっかの落とし穴にはまってしまうわけです。(時浦)